Pococha(ポコチャ)で楽しく配信している人とは反対に、しんどいと感じている人もいるのではないでしょうか。
しんどさが続くと、ライバーをやめてしまう人も少なくないです。
そこで、本記事ではPococha(ポコチャ)でしんどくなってしまう原因と、対処法について解説します。
Pococha(ポコチャ)が自分に合わないと感じた人向けに、他のプラットフォームの紹介もするので、ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。
Pococha(ポコチャ)とは?
Pococha(ポコチャ)は、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が運用しており、2024年11月時点でユーザーが500万人を超えている人気のあるライブ配信アプリです。
視聴者とリアルタイムで交流でき、応援アイテムを受け取ることで報酬が得られる仕組みが特徴です。
また、Pococha(ポコチャ)は時給が発生するので、未経験の人でも稼ぎやすい配信アプリです。時給はランクごとで異なり、 E・D・C・B・A・S の6つのランクに分かれており、その中でさらに19段階あります。
始めたばかりの時期は、E帯からスタートですが、ランクが上がると時給もアップするので、配信のモチベーションも上がります。
Pococha(ポコチャ)の基礎知識については、以下記事で詳しく解説しております。ご興味のある方はぜひご覧ください。
時給の上昇でモチベーションが上がることとは反対に、Pococha(ポコチャ)がしんどく感じてしまう人もいます。
ここからは、Pococha(ポコチャ)がしんどい原因について説明します。
Pococha(ポコチャ)がしんどいと感じる9つの原因
Pococha(ポコチャ)がしんどくなってしまう原因は多数ありますが、ここでは以下の9つについて紹介します。
- リスナーが少ない
- アイテムが飛ばない
- 長時間配信
- ランクメーターの変動
- ランクが下がる
- 時給の上限
- ライバルが多い
- 収入が不安定
- 悪質なリスナー
リスナーが少ない
ライバーは、画面に向かってひたすらに話し続けるお仕事なので、視聴者がいないと、話をしていてもコメントがないので会話ができず、ライバーは寂しい思いをしたり、つまらなく感じたりします。
また、Pococha(ポコチャ)には締め時間があるので、締め時間にリスナーが少ないと不安になっていまいます。
寂しい思い、つまらない、不安といった気持ちでしんどくなってしまう1つの原因です。
リスナーを増やすためには、配信時間の工夫、会話の内容、話し方を意識してみるのがおすすめです。
アイテムが飛ばない
リスナーが少ないとアイテムも比例して少なく、飛ばないという現象が起こります。アイテムが飛ばないと、アイテムによる報酬が少なくなり、モチベーションも下がってしまいます。
ライバーをお仕事として活動している人がほとんどなので、報酬が少ないとライバーを続けるか迷ったり、辞めてしまったりするでしょう。
アイテムをもらうためには、イベントに参加したり、自分でイベントを開催するマイイベントを考えたり、リスナーを適度にお願いしてみるのも一つの手です。
ランクメーターが下がってしまった時
Pococha(ポコチャ)にはメーター機能があり、自分が獲得した応援ポイントと、同じランク・同じ締め時間のライバーが獲得した応援ポイントの相対的な位置を示すものです。
応援ポイントが上昇しないと、自分と同じ位置にいる他のライバーの応援ポイントが上回り、自分のランクメーターが下がってしまう仕組みになっています。
ライバーは応援ポイントを上昇させるために、リスナーにアイテムをもらう必要があります。しかし、リスナーのアイテムも永遠ではないのでアイテムも飛ばなくなり、ランクメーターは下がっていきます。
このランクメーターの変動でライバーは焦ってしまい、その焦りがしんどくなる原因の1つです。
ランクメーターが厳しい場合は、敢えてランクを落とし、焦らない範囲で応援ポイントが上昇できるようにするのがおすすめです。
ランクが下がった時
ランクが下がると時給も下がってしまいます。B帯にランクアップすると時給1,200円以上なので、最低賃金よりも基本的に高いです。
しかし、ランクメーターの変動により応援ポイントが上昇せず、ランクが下がってしまうとライバーは落ち込んだり、時給が下がることでモチベーションがなくなってしまったりします。
ランクが下がるたびに落ち込み、モチベーションもなくなってしまうと、気持ちがしんどくなってしまうライバーも少なくないでしょう。
ランクが下がってしまったら、もう一度ランクアップができるような計画を立てましょう。さらに、ランクアップを狙っていることを言動で示すことでリスナーにその姿勢が伝わり、ランクアップの協力をしてくれる可能性があるでしょう。
長時間配信
配信アプリは画面と向き合ってお仕事をするので、目が疲れたり、座り続けていることで身体が痛くなったり、負担がかかります。
ランクメーターがあることで応援ポイントを加算させるために、長時間配信をするライバーがたくさんいますが、身体に負担がかかることで体調不良も避けられません。
なるべく長時間配信を避け、短時間配信を数回行い、適度に休憩を挟むなどの工夫をしましょう。
時給の上限
Pococha(ポコチャ)は時給が発生することが特徴ですが、日・週・月で時給の上限があります。
時間ダイヤを獲得できる上限は以下の通りです。
- 日→4時間
- 週→19時間
- 月→75時間
月に100時間配信を超えるライバーは、25時間以上分の時給が獲得できない、ということです。たくさん配信をしているのに時給が貰えないことに対して、しんどさを感じてしまうこともあるでしょう。
Pococha(ポコチャ)の収益の仕組みについては、以下記事で詳しく解説しております。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
ライバルが多い
Pococha(ポコチャ)では、ランクごとにライバル数が異なります。E・D・C帯のライバーがほとんどで、ライバルが多いです。しかし、A・S帯の高ランクになるとライバルが少ないです。
E・D・C帯のライバーは、同ランクの数多いライバーとランクメーターで競い、ランクダウンとランクアップを繰り返します。他のライバーを「ライバル」と意識してしまうことによって、自己嫌悪やネガティブ思考になってしまい、Pococha(ポコチャ)で配信している本来の目的を見失う可能性もあります。
ライバルが多いことでなかなかランクアップができず、ネガティブになってしまったら、Pococha(ポコチャ)を始めた本来の目的や初心を思い出しましょう。
収入が不安定
Pococha(ポコチャ)は、ランクの上下や配信時間によって収入が異なります。ライバーを本業としている人は、収入が不安定で落ち込んでしまうこともあるでしょう。
安定した収入を得るためには、定期的に配信することが大切です。配信が不定期になるとリスナーが定着せず、固定リスナーになっても他のライバーに移ってしまう可能性があります。
定期的な配信とランクアップを狙い、無理せず計画した活動で安定した収入を目指しましょう。
悪質なリスナー
配信アプリは、良いリスナーばかりではありません。誹謗中傷や個人情報を特定しようとしてくることがあります。また、他のリスナーに迷惑をかけるような言動や、イラつかせるようなコメントをする場合もあります。
このような悪質なリスナーが、配信をするのが嫌になってしまう原因です。
精神的にしんどくなってしまうようなコメントや行動をされたら、すぐにブロックをしましょう。
しんどくなった時の4つの対処法
しんどくなってしまっても、配信を辞める決断までできないこともあるでしょう。対処法や改善策を考え、無理をしないことが大切です。
ここでは、しんどくなった時の対処法について以下の4つを説明します。
- しっかり休む
- リスナーに気持ちを話す
- お休みチケットやオフの日を有効活用する
- 悪質なリスナーはすぐにブロックする
しっかり休む
疲れや気持ちがしんどくなったときは、無理して配信をせずしっかりと休むことが大切です。休んで切り替えをすることで、メリハリのある配信ができます。
疲れてしんどいまま配信をしていても、画面越しでもリスナーに伝わってしまい、やる気がないと思われてしまいます。
しかし、ランク制度があることで安心して休めないという人もいるでしょう。その場合は、ランクを上げてから休息する方法をおすすめします。
1日休んだとしても「-1」になるだけなので、すぐにランクが下がることはありません。連続してお休みをするときは、ランクアップをしてからがいいでしょう。
リスナーに気持ちを話す
しんどくなったら、リスナーに気持ちを話してみましょう。ちゃんと応援してくれているリスナーであれば理解してくれます。「休んで」などの優しいコメントをしてくれる可能性があります。
また、しんどい気持ちを正直に話すことで楽になり、すっきりできるでしょう。
気持ちを話したら休むことを事前に伝え、次回の配信予定をお知らせしておきましょう。
おやすみチケットやオフの日を有効活用する
Pococha(ポコチャ)では、毎週2枚のお休みチケットの配布と、毎月4回のオフの日の設定をするように義務付けられています。
お休みチケットは、時給が発生しないお休みチケットと、時給が発生するプレミアムおやすみチケットの2種類あります。どちらとも使用すれば、ランクメーターが変動せず、安心して配信を休めます。
オフの日は、設定するとその日は配信ができない仕組みになっており、お休みチケット同様にランクメーターが変動しません。
しんどくなったらお休み制度を有効活用し、リフレッシュ休暇をとりましょう。
お休み制度については、以下記事で詳しく解説しております。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
悪質なリスナーはすぐにブロックする
誹謗中傷や個人情報を特定するようなコメントをする悪質なリスナーによって、精神的にしんどくなってしまう場合は、すぐにブロックをするなどの対策をしましょう。
自分の判断だけではブロックできない場合は、枠のリスナーに相談するか、アシスタントに任命しているリスナーに、代わりにブロックしてもらうのでもいいでしょう。
アシスタントは、ファミリーに加入しているリスナーの中から、ライバーが選んで任命ができます。ファミリーには、条件がなく加入できる「オープンファミリー」とコアファンになった人限定の「コアファンファミリー」の2種類があり、ライバーが設定できます。
自分が不快だと感じたリスナーは、自分の判断か応援してくれているリスナーと相談して、すぐにブロックの対応をし、楽しく配信ができる枠を作りましょう。
配信環境をかえてみるのもおすすめ
Pococha(ポコチャ)で配信するのがしんどくなったら、他のプラットフォームを試したり、事務所に所属していない人は所属してみるのもおすすめです。
以下でそれぞれ詳しく説明します。
他のプラットフォームを試してみる
Pococha(ポコチャ)にはランクメーターがあることで、どうしても毎日ランクメーターと戦う必要があります。ランク制度があることでしんどくなってしまう人は、他のプラットフォームを試してみることで軽減される可能性があります。
また、一から始めることで初心に帰ってスタートができます。初心に戻ることで配信をしている本来の目的を思い出し、配信に挑めるメリットがあります。
ライバー事務所に所属してみる
ライバー事務所は数多くありますが、自分に合う事務所・合わない事務所というものが出てくると思います。
ライバー事務所それぞれの良いところ・所属するメリットがある中で、「他の事務所ならこんなサポートが受けられるのに」や「同じ事務所に所属しているライバーを見かけない」など、知名度がない事務所もあります。
事務所に所属していない人は、公式サイトを参考に事務所を探し所属するとこで、サポートが受けられるようになるので、もっと配信がうまくいく可能性があります。
自分に合った事務所を見つけ、配信をより良いものにしましょう。
おすすめの他の配信アプリ3選
Pococha(ポコチャ)以外で他のプラットフォームを試したり、移ったりする場合のおすすめの配信アプリを3つご紹介します。
- 17LIVE
- TikTok
- BIGOLIVE
17LIVE
17LIVEは、全世界で累計5,000万人以上ものユーザーが利用している人気配信アプリです。/faq/33104/
17LIVEの特徴を3つ紹介します。
1つ目は、顔出しなし(ラジオ)で配信ができることです。Pococha(ポコチャ)はラジオ配信を続けて行うと、直近6回のうち3回以上がラジオ配信だと、3回目以降に時間ダイヤがもらえないルールがあります。しかし、17LIVEではラジオ配信で活動できるので、Pococha(ポコチャ)との違いの1つです。
2つ目は、VS機能があることです。同じ時間に配信しているライバーと、時間内にリスナーが贈ったベイビーコインを競う機能です。対戦相手は、ランダムと招待ができます。VS機能を活用し、他のライバーと知り合うことで、お互いのリスナーが枠を行き来するきっかけになり、リスナーが増えるというメリットがあります。
3つ目は、事務所によって時給制度があることです。始めたばかりの初心者ライバーには、期間限定で最低時給を保証している事務所があります。17LIVEでの活動が合った人は、時給制度の期間が終了してもそのまま続けるといいでしょう。時給制度が終了し、収入が減ってしまった場合は、再度別のプラットフォームを試すといいでしょう。
TikTok
TikTokは、最大180秒の動画を投稿できるSNSで、2020年よりライブ配信もできるようになりました。当初は、フォロワー1,000人以上の人限定で配信が行えましたが、現在は18歳以上で50人以上のフォロワーがいる条件で、誰でも配信が可能です。
TikTokの特徴を2つ紹介します。
1つ目は、加工機能があることです。加工の種類が豊富で、動画投稿と同じ加工で配信ができるので、女性にとって嬉しい機能なのが特徴です。他の配信アプリでも加工はできますが、TikTokでは肌加工やメイク加工などとは別に、エフェクト機能があり、「目が小さい」「肌をきれいに見せたい」などとコンプレックスを隠せます。
2つ目は、バトル機能があることです。バトルでは、他のライバーと時間内にリスナーから贈られたギフト数で競い、勝敗を決めます。勝者は、受け取ったギフトの35%を特典として受け取れます。バトルで競うことでギフトが飛び、勝者はさらに報酬を増やせることが、TikTokで稼ぎやすい理由の1つでもあります。
BIGOLIVE
BIGOLIVEは、日本を含め世界150の国と地域でサービスを展開する、シンガポール発のライブ配信アプリです。総ダウンロード数は4億以上で、全世界のユーザーも4億人以上であると言われています。
BIGOLIVEの特徴を3つ紹介します。
1つ目は、世界へ配信ができることです。BIGOLIVEは、配信アプリの中で最もユーザーが多いので、たくさんのリスナーに出会えます。言語の違いについては、Google翻訳を利用することで、海外ユーザーともコミュニケーションが取れます。
2つ目は、時給制度があることです。Pococha(ポコチャ)と同様に、時給とアイテムでの報酬が受け取れます。しかし、時給を得るには事務所に所属し、「公式ライバー」になる必要があります。BIGOLIVEで時給を得ながら配信したい人は、優良事務所を見つけ、公式ライバーになって活動するのがおすすめです。
3つ目は、治安がいいことです。全世界のユーザーが利用しているため、運営会社の規模が大きく、取り締まりパトロールが行われています。そのため、不審なアカウントを見つけた場合規制をかけることがあります。これにより、ライバーもリスナーも安心して利用できます。
まとめ
本記事では、Pococha(ポコチャ)がしんどい原因と、しんどくなったときの対処法などについてご紹介しました。
しんどいと感じてしまう原因は人それぞれですが、基本的にリスナーが少なかったり、アイテムが飛ばない、ランクが下がってしまったりすることで、寂しさや焦り、落ち込むことがしんどさに繋がってしまいます。
しんどいと感じてしまう前に休息を取り、リスナーに気持ちを伝えることも大切です。しんどい気持ちが限界に達してしまうと、配信を辞めてしまう選択が出てくることもあるので、続けるためにもしんどくなる前に対策をしましょう。
また、他の配信アプリを試すなどして、自分合うプラットフォームでライブ配信を楽しみましょう!