「どうせ配信をするからには大きく稼ぎたい」「稼げるライブ配信アプリって何があるんだろう」、このような気持ちを持って本記事に辿り着いた方も多いのではないでしょうか。ライブ配信は特徴別に稼げるアプリが豊富に存在します。この記事では稼ぐことに特化した上で厳選したライブ配信アプリを紹介します。
稼げるライブ配信アプリの選び方
配信アプリを始めるのであればしっかりと稼ぎたい!と思う方もいるのではないでしょうか。どうせ配信をするならしっかりと稼いでいきたいですよね。今回は稼げる配信アプリをランキング付けして紹介します。
しかし、稼げる配信アプリにはいくつか見極める指標があります。以下で詳しく見ていきましょう。
ユーザー数が多いか
ユーザー数の多さは稼げる金額に直結します。
そのアプリのユーザーが多ければ多いほど、投げ銭をする人が自分の配信枠に来る確率が高くなります。反対にまだユーザーが少ないアプリであれば、課金をして投げ銭をする人も少なく、結果的にあまり稼げないという状態になってしまうでしょう。
稼ぐのであれば、なるべくユーザー数が数千万人単位の配信アプリを選ぶと良いでしょう。ユーザー数が多いアプリは「ビゴライブ」「ミコライブ」などが代表的です。
ユーザー数が多い=配信枠に来てくれる可能性がある人が多くなる
還元率は何%か
還元率とは、すなわち「自分が受け取れる金額」のことです。
ライブ配信で得た報酬は全て受け取れるわけではなく、配信アプリによって何%を配信者に還元するかは異なります。例えば17LIVEの場合は還元率は35%と言われていますので、当月に獲得した投げ銭総額の35%が配信者に入ります。
還元率の高さは収入に直結しますので、稼ぎたいのであればなるべく還元率の高い配信アプリを選択しましょう。おすすめは「ビゴライブ」「ミコライブ」です。
投げ銭を促す機能はあるか
ライブ配信アプリは投げ銭をする文化が根付いているものとそうでないものが存在します。
稼ぎたいのであれば、投げ銭をする文化が根付いている配信アプリを選択すると良いでしょう。リスナーさんが投げ銭に積極的なアプリだと、枠に来る人は比較的投げ銭を行ってくれますが、そうでない場合全く投げ銭をしてくれないことも十分あり得ます。
投げ銭に消極的なリスナーさんが多いアプリもある(見る専の文化が根付いているアプリ)
イベントが頻繁に開催されているか
イベントは自分を売り込む絶好のチャンスです。
イベントが頻繁に開催されていないということは、自分を売り込むチャンスが減ってしまうということであるため、なるべくイベントが頻繁に開催されているアプリを選びましょう。
そもそも何故イベントが自分を売り込むチャンスなのかと言うと「注目度が上がるから」です。リスナーさんはイベント上位者の配信を積極的に見に行く傾向があるため、効率的にリスナーさんを集めることができるでしょう。また、イベントによっては限定のプライズがあるものもあり、獲得すれば配信を継続する大きなモチベーションにもなります。
イベントが頻繁に開催されているアプリは「TikTokLIVE」「ふわっち」です。
稼げるライブ配信アプリランキング
ここからは稼げるライブ配信アプリをランキング形式で紹介します。アプリにはそれぞれ特性や仕組みが異なりますので、しっかりと読んだ上で自分に合っている配信アプリを選びましょう。
なお、以下で紹介している還元率はネット上で広く言われている情報であり、公式に明記されている情報ではない点、ご留意ください。
ビゴライブ
出典元:https://www.bigo.tv/ja/
還元率の高さ | ★★★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★★★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★★★ |
ビゴライブ(BIGOLIVE)はシンガポール発のライブ配信アプリです。
世界各国でサービスを展開しており、現在では3億人ものユーザーがいることからグローバルに配信したい方にはぴったりの配信アプリになっています。
配信内の翻訳機能やグループチャット機能により、簡単にコミュニケーションが取れるため、ユーザー同士の仲が深まりやすいでしょう。近年ではトップライバーは月収100万円以上稼ぐ人も珍しくない程成長しているアプリです。
TikTokLIVE
出典元:https://www.tiktok.com/live
還元率の高さ | ★★★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★★★ |
TikTokLIVEは、ショート動画アプリ「TikTok」内のライブ配信機能のことを言います。
2020年にサービス開始して以降順調にユーザー数を伸ばしており、これからも成長の見込みが大きい配信アプリです。ショート動画をスクロールしていくとライブ配信が出てくるという仕組み上、普段ショート動画しか見ない方でもライブ配信を見ることができるため、ユーザー獲得の幅が大きいのが特徴です。
豊富なコラボ機能や、世界一のショート動画アプリならではのイベント入賞特典があり、稼ぎながら有名になりたい方にはぴったりのアプリでしょう。
ミコライブ
出典元:https://micoworld.jp/
還元率の高さ | ★★★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★★★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★★★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★★★ |
ミコライブは海外発の配信アプリであり、日本ではまだ知名度が低い傾向にあります。
当月の投げ銭に応じて時給での報酬がもらえることから、少ない配信時間でも大きな収入を目指すことが可能となっています。また、アプリ内で「ライブコマース」という、ライバーが紹介した商品をリスナーさんが購入できる機能が存在するため、投げ銭と合わせて2軸の収入の柱を作ることも可能です。
さらに日本人ライバーがまだまだ少ない傾向にあることから、日本人というだけで人気が出やすい傾向にあることもポイントの1つです。
ふわっち
出典元:https://whowatch.tv/
還元率の高さ | ★★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★★ |
ふわっちはとにかく配信の自由度が高いのが特徴です。
通常ライブ配信アプリは配信中の飲酒や喫煙はNGなのですが、ふわっちはそれらは全てOKになっています。その自由度が高いという特徴ゆえ、ユーザー同士でアットホームな雰囲気で⑥コミュニケーションを行っており、新規ライバーでも暖かく迎えてくれることでしょう。
マンスリーランキングに載れば20万円の報酬がもらえるなど、ぶっ飛んだプライズにも要注目のアプリです。
ポコチャ
出典元:https://www.pococha.com/ja-jp
還元率の高さ | ★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★★★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★★ |
ポコチャは日本発のアプリでは最大級の規模を誇るライブ配信アプリです。
ポコチャは配信者をS〜Eでランク付けする制度があり、そのランクが上がるごとに報酬が上がっていきます。投げ銭だけに頼らないシステムであるため、少ない時間でも効率的に稼ぐことが可能でしょう。
リスナーさん同士がグループを作って特定のライバーを応援できるなど、枠の団結力にも定評のある配信アプリです。
17LIVE
出典元:https://jp.17.live/
還元率の高さ | ★★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★★★ |
17LIVE(ワンセブンライブ)は2017年に台湾で誕生したライブ配信アプリです。
17LIVEは投げ銭を行うことで楽しみの幅がかなり増えるという仕組み上、投げ銭に対する文化がしっかりと根付いています。月間で数億円単位の投げ銭をするユーザーもおり、上手く見つけてもらえれば一夜にしてトップライバークラスの収入を得ることができる可能性も十分にあるでしょう。
近年は「オワコン」という声も多く見られますが、古参のユーザーから強い人気を誇っており、まだまだ参入の余地はある配信アプリだと言えます。
IRIAM
出典元:https://www.live.iriam.com/
還元率の高さ | ★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★ |
IRIAM(イリアム)はアバターを用いて行う、顔出し不要の配信アプリです。
イラストを1枚用意するだけで誰でも簡単にVTuberとして配信ができる他、独自の「モーションライブ方式」の活用により、配信の際に起きがちなタイムラグがほとんど起きないのも魅力の1つでしょう。
収益化には条件がありますが、有名人や著名人の参入が少ないため、収益化さえすれば比較的稼ぎやすいのもポイントです。
Spoon
出典元:https://www.spooncast.net/jp
還元率の高さ | ★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★ |
Spoon(スプーン)は顔出し不要で、声だけの配信のみ可能なアプリです。
声のみの配信となるため、身バレが防止できることから安全性に長けたアプリと言えるでしょう。また、配信カテゴリが豊富であり、イケボやラジオなど「聞く」ことに特化したコンテンツが豊富に存在します。
ユーザー数はまだまだ少ない傾向にありますが、コアなリスナーさんに見つけてもらうことでしっかりと稼いでいける可能性が上がるでしょう。
ミラティブ
出典元:https://www.mirrativ.com/
還元率の高さ | ★★★ |
収入元となる機能の多さ | ★★ |
月間イベント数の多さ | ★★★ |
ユーザー数の多さ | ★★ |
総合的な稼ぎやすさ | ★★★ |
ミラティブはスマホゲーム配信に特化した配信アプリです。
コンセプトが「友達ん家でドラクエやってる友達を見てる感じ」と言うこともあり、そのアットホームさが売りのアプリとなっています。ゲーム好きなリスナーさんが集まってくるため、テクニックや操作が評価されれば投げ銭に繋がるでしょう。
しかし、ミラティブは収益化の条件がやや厳しめな傾向にあるため、コツコツと配信を続ける根気強さが必要です。
目的別で稼げるアプリの紹介
続いては目的別に稼げる配信アプリを紹介します。自分が配信をする場合、どのようなコンセプトややり方で配信をしたいのかを考えながら、各項目で紹介しているアプリでの配信を検討してみてはいかがでしょうか。
顔出しなしで稼げる配信アプリ
顔出し無しでしっかり稼げる配信アプリは以下です。
・IRIAM
・Spoon
ライブ配信を始める際、身バレや顔バレが怖いと思う方も一定数いるのではないでしょうか。その点、IRIAMはアバターでの配信、Spoonは声だけの配信となるため、どちらも顔出し無しで配信ができます。
通常のアプリ程「稼ぐ」ことに重きをおいた仕様ではないものの、どちらもかなり成長途中のアプリであるため、しっかりと配信をしていれば問題なく稼げるアプリだと言えるでしょう。
有名になりながら稼げる配信アプリ
有名になりながら稼げる配信アプリは以下です。
・TikTokLIVE
・17LIVE
・ポコチャ
・ビゴライブ
ライバーを始めたい人の中には「どうせなら有名になりたい」「将来的にはインフルエンサーとしても活動したい」と思う人もいるのではないでしょうか。上記で挙げた4つはユーザー数が多く、イベントのプライズが有名になれる導線のものが豊富にあることから、ライバーのビジョンとしてインフルエンサーを目指すことも可能です。
しかし、ライバルが多い分埋もれてしまいやすい傾向にあるため、それなりの配信時間確保や配信の工夫は必要になってくるでしょう。
ライブ配信で有名になれるかは、各アプリのイベントのプライズを見るといい
主婦でも稼げる配信アプリ
主婦さんでもしっかりと稼げる配信アプリは以下です。
・TikTokLIVE
・17LIVE
・ビゴライブ
実は主婦さんはかなりライバー向きの人材なのです。ライブ配信のユーザーは比較的年齢層が高であることが多く、年上の経験豊富な女性の話を聞きたい人はかなり多い傾向にあります。また、フルタイムで働きながらライバーをやっている方に比べ、主婦の方は比較的時間の融通がききやすい方が多いため、配信時間の確保という点でも差別化になるでしょう。
上記に挙げたアプリはリスナーさんの年齢層が高いため、主婦さんにはぴったりの配信アプリだと言えます。
ライブ配信アプリの収益の仕組み
ライブ配信の収益は、主に当月の投げ銭額を日本円に換算し、そこから各アプリで定められている料率分の金額が差し引いて支給されます。
また、アプリによっては投げ銭とは別に独自の報酬を設けている場合(時給、ボーナスなど)があり、その場合は当月の支給額に上乗せする形で報酬が支給されます。
例えば17LIVEで当月に300万コインの投げ銭があった場合、3コイン1円であるため、当月発生した金額は100万円になります。17LIVEの料率は認証ライバーで35%であるため、当月のライバーに入ってくる報酬は35万円になります。時給やボーナスがあるライバーは35万円にプラスする形で報酬がもらえます。
このように、ライブ配信の報酬は当月の投げ銭額を日本円に換算し、そこから各アプリで定められている料率分が支給される形になっています。
収益の計算方法はアプリによって異なるため、自分が配信するアプリの公式情報をチェックしよう
ライブ配信アプリで稼ぐコツ
ライバーが稼ぐには「配信時間の確保」が何よりも重要です。
当然ですが、投げ銭という成果報酬形態である以上、収入は配信時間に比例します。現在のトップライバーでも、固定の時間に特定の時間分配信を行っている他、配信以外でもSNSの投稿や次のイベントの準備など、配信に対してしっかりと時間を使っています。
また、「配信を継続する」のも重要です。残念ながら配信を辞めてしまったライバーは、始めて3ヶ月以内に辞めてしまうケースが多いため、たとえ人が来なくても投げ銭が飛ばなくても、とにかくまずは3ヶ月だけ頑張ってみると良いでしょう。
稼ぎたいのであれば、ライブ配信に対してしっかりと向き合う時間を確保しましょう。なお、ライブ配信で稼ぐコツは他にもあり、それらは以下の記事で詳しく紹介しています。
ライブ配信アプリで稼げる金額の目安
ライブ配信アプリで稼げる金額は数万円〜数百万円とピンキリです。
まだ駆け出しの新人ライバーであれば、配信を初めて3ヶ月目くらいで月10万円程度の収入になることが多いようです。反対に配信歴2〜3年のベテランライバーだと、月100万円程度稼ぐ方も珍しくありません。
正しいやり方で配信を継続することで自ずと稼げる金額は増えていきます。目安という1つの指標に捉われず、しっかりと努力して稼げるライバーを目指しましょう。
まとめ
この記事では稼げる配信アプリを紹介しました。
配信アプリにはそれぞれ特徴がありますが、何よりも重要なのが「自分に合った配信アプリで配信をすること」です。この記事で紹介した特徴を踏まえた上で、自分に合った配信アプリで配信ができるよう、様々なアプリを比較検討してみることをおすすめします。