TikTokLiteとは?危険性やポイ活の手順について解説

TikTokLiteとは?危険性やポイ活の手順について解説

「TikTokLiteって危険なアプリなの?」「ポイントがもらえるから少し怪しく感じてしまう」、このような悩みを持って本記事に辿り着いた方も多いのではないでしょうか。実はTikTokLiteはしっかりとしたビジネスモデルの元運営されているアプリであり、危険性は少ない優良アプリです。本記事ではその理由やポイ活のやり方を詳しく解説します。

この記事でわかること

  • TikTokLiteは危険性が少ないアプリであるということ
  • TikTokLiteと通常盤TikTokには使える機能に違いがあるということ
  • TikTokLiteで貯めたポイントの交換方法や交換先

TikTokLiteとは?

TikTokLiteとは、ショート動画アプリ「TikTok」から派生したアプリです。TikTok同様に世界中のショート動画をスクロールで手軽に閲覧できますが、TikTokLiteでは視聴に応じてポイントが付与され、電子マネーやギフトカードへの換金ができる、いわゆる「ポイ活」が可能です。

TikTok同様おすすめやいいね機能もありますので、見る専門の人はTikTokLiteの方で動画を視聴した方がお得と言えるでしょう。

通常版TikTokに比べて機能が簡略化されたアプリがTikTokLite

通常版TikTokとの違い

通常版TikTokとTikTokLiteの違いは以下の通りです。

それぞれの違い 通常版TikTok TikTokLite
特化ポイント なし 見る専門
データ使用量 多い 軽量
ポイント機能 なし あり
使用できない機能 なしエフェクト、フィルター、ライブ配信、動画投稿
広告の表示回数 少ない 多い

ここからは通常版のTikTokとTikTokLiteの違いをより具体的に解説します。

端末のデータ使用量を削減できる

TikTokLiteは端末にかかるデータ使用量を大きく削減できます。

通常版TikTokと比較して機能が少ないため、動画を表示させるための通信しか発生しないことがデータ使用量削減につながっているようです。また、機能が少ないことでアプリ自体の容量も小さく済みます。

TikTokはショート動画をスクロールで見るという仕組み上、多くのデータ通信を必要とします。データ通信量が気になる方はTikTokLiteへの移行を検討してみると良いでしょう。

動画視聴でポイントがもらえる

TikTokLiteはショート動画を視聴することで、各種電子マネーに換金可能なポイントがもらえます。ポイントが付与されるには様々な条件がありますが、一部抜粋すると以下の通りです。

TikTokLiteでポイントが付与される条件

・1日最大90分の動画視聴
・1日最大3回のいいね
・1日最大30回の広告視聴
・1日最大3回の検索
など

普段TikTokをよく視聴する人は、いつも通りの流れでポイ活が可能になるため、とてもお得と言えるでしょう。

一部機能が制限されている

TikTokLiteと通常版TikTokは、動画投稿やライブ配信に関する機能がついているか否かに違いがあります。つまりTikTokLiteでは動画投稿、ライブ配信ができません。

通常版TikTokには、動画投稿機能やライブ配信機能、それに付随するフィルターやエフェクト、特殊効果が使えますが、TikTokLiteにはそれらは存在せず、ただ動画を見ることに特化しているのが特徴です。

見る専門、かつ通信量を抑えたい人はTikTokLiteを使用した方がコスパが良いと言えるでしょう。

TikTokLiteは怪しい・危険と言われている理由

ここまでTikTokLiteのメリットを解説しました。一見メリットしかないようにも見えますが、一部界隈では、TikTokLiteは怪しい/危険/やばいアプリという意見があるのも事実です。なぜそのような評判がされるようになってしまったのでしょうか。以下で詳しく解説します。

ポイント制度が存在するため

TikTokLiteには、アプリ内での活動に応じてポイントが付与される、所謂「ポイント制度」が存在します。

これを見ると「なぜ動画を見ただけでお金がもらえるの?」と考えてしまうユーザーが多く、それが結果的に怪しさにつながってしまうようですが、TikTokLiteではユーザーの視聴により発生した広告収益やクリエイターへの投げ銭により、アプリ側に収益が発生します。

これらをユーザーにポイントとして還元する仕組みを作ることで、よりアプリのユーザーを増やし、投げ銭や広告での収益を増やすことを狙っているため、しっかりとしたビジネスモデルの元でポイント制度を運営しているのです。

このようなビジネスモデルは広く行われています。例えばレッドブルやモンスターを街中で配っていますが、これはまず自社の飲料を無料で不特定多数に配ることで、後々のリピートを狙い、将来的な売上の拡大を見込んでいます。

また、最近マイナンバーカードの新規作成でPayPayポイントがもらえるという国のキャンペーンがありましたが、それはマイナンバーカードを広く浸透させるために行ったものであり、TikTokLiteのポイント制度もそれと同じなのです。

つまり確立されたビジネスモデルを使ってアプリの利用者を増やしたい、という意向でポイント制度を採用している、言わばユーザー訴求のための施策であるため、怪しくはありません。

ポイント制度はTikTokの利用者数を増やすための施策

友達招待で5000円もらえるため

TikTokLiteは、友達をアプリに招待することで5000円相当のポイントがもらえます

一見聞くと「友達を招待するだけで5000円」なので、マルチや鼠講を想像してしまう方も少なくないでしょう。また、この5000円がなぜ発生したのか分からず、受け取ってはいけないお金に感じてしまう方もいるようです。

しかし、これもTikTokがユーザーを増やすための施策と言われているため、怪しくはありません。

データ悪用の可能性があるため

TikTokは中国の企業が運営していますが、中国の企業体制を怪しいと感じる方は一定数いるようです。

中国では、政府が企業に対して個人情報の提供をするケースがあり、自分の個人情報が中国政府に悪用される可能性も0ではありません。実際にアメリカでは、TikTokの使用が情報漏洩の引き金になるとされ、使用が制限されているようです。

もしかしたら自分の個人情報が中国政府の意向によって悪用されるかもしれない、と不安に感じている方は、TikTokLiteだけでなくTikTok自体も怪しいと感じてしまうようです。

コンテンツ削除の可能性があるため

TikTokLiteにおいて、運営会社側が特定の動画を頻繁に表示したり再生させるように操作することは簡単にできます

つまり中国政府の意向によっては、政府に有利な特定の情報を拡散したり、気に入っていた動画が急に削除されたりする可能性も0ではないため、不安を覚える方も一定数いるようです。

TikTokLiteが中国政府への情報提供ツールとして使われるのではないか、という部分に不安を感じることが、危険/怪しいという意見につながっていると言えます。

アプリへの勧誘を行う人がいるため

登録で5000円もらえるキャンペーンも相まって、TikTokLiteへ勧誘を行う人が増えているようです。

勧誘をする側は「登録で5000円」という話を持ちかけることになるため、アプリ自体に不信感を抱く人も少なくないのでしょう。また、お金が絡む勧誘だと詐欺やマルチなどが頭に浮かぶ人もおり、そういった面でも怪しさにつながっているようです。

しかし、多少の危険性はあるとは言え、TikTokLiteは怪しいアプリではありません。勧誘する際には言い回しに十分気をつけた方が良いでしょう。

勧誘の際は言い方を考えた上で慎重に

TikTokLiteでポイントを貯める方法

TikTokLiteでポイントを貯めるには様々な条件があり、場合によってはポイントがもらえないこともあるかもしれません。本章ではポイントを貯めるための条件を詳しく解説しています。しっかりと確認した上で、ポイ活を行いましょう。

動画を視聴する

TikTokLiteでポイントを貯める一番メジャーな方法が「動画視聴」です。

おすすめに出てくる動画の画面上にメーターが表示され、それが最大になるとポイントが付与されます。また、新しくTikTokLiteを始めたユーザーは、10日間連続視聴で最大96,600円分のポイントがもらえます。

しかし、検索やいいねを押した動画はポイント付与の対象になりません。また、新規ユーザー以外は1日2,400ポイントが付与の上限になります。

友達を紹介する

友達紹介によってポイントを貰う方法もあります。

これは「TikTok友達紹介チャレンジ」と言われるものであり、友達や家族を招待することで、招待した側もされた側も最大5,000ポイントが付与されます。また、キャンペーンは頻繁に行われており、今後5,000ポイントから変更される可能性も大いにあります。

しかし、5,000ポイントを貰うには登録後に10日連続でアプリにログインする必要があるため、忘れずに毎日ログインしましょう。

アプリ内の各種タスクをこなす

TikTokLiteには、以下のようなポイントが付与される様々なタスクが用意されています。

ポイントが付与されるタスク

・チェックインタスク(アプリにログインでポイント付与)
・いいねタスク(動画にいいねでポイント付与)
・ボーナス報酬(ギフトページからポイント付与)

ボーナス報酬は20分ごとに押すことが可能となり、1日10回までボーナスポイントが受け取れます。アプリ内のボタンを押すだけでポイントが付与されるため、手軽に利用できるのがメリットと言えるでしょう。

TikTokLiteで貯めたポイントの換金手順

ここまでポイントの概要や貯める方法について解説しましたが、貯めたポイントはどのようにして換金すれば良いのでしょうか?以下で詳しく解説します。

交換先を選んで換金を行う

まずはどの電子マネー、ギフト券と交換するかを選択しましょう。なお、2024年11月時点で以下のギフト券と交換可能です。

TikTokLiteのポイントで交換できるギフト券

・Amazonギフト券
・PAYPAL
・TikTokLiteのギフト券(ライブ用のコインに交換可能)
・giftee Box

また、「えらべるPay」を選択することで、以下の電子マネーと交換できます。

TikTokLiteのポイントで交換できる電子マネー

・PayPayポイント
・楽天ポイント
・auPay
・dポイント
・ギフティプレモPlus
・Pontaポイント
・QUOカードペイ
・VMONEY
・nanacoポイント
・Apple Gift Card
・Google Playギフトコード
・FamiPay
・WAONポイント
・日本財団災害復興支援特別基金

交換したいものが決まったら画面に従って交換したい額を指定し、メールアドレスや名前を入力します。その後「交換する」を押しましょう。

届いたメール内のリンクをタップ

交換の手続きが完了すると、入力したメールアドレス宛にメールが届きます。

メールに添付されているリンクをタップすると、「えらべるギフト」のページに遷移するため、「ギフトをえらぶ」を押しましょう。

リンク先を操作してポイントを交換

リンク先に飛ぶことで、交換先の一覧が表示されます。

その後交換したいブランドを選び、ポイントの交換数を希望額に合わせ「確定」を押しましょう。すると、指定した電子マネーのアカウントの画面が開くため、規約に同意した上で「続ける」を押すと、ポイントが指定の電子マネーに付与されます。

この際、しっかり付与されているか確認しておくと良いでしょう。

TikTokLiteを利用する際の注意点

TikTokLiteを利用する際、ポイントの交換上限と個人情報の取り扱いには十分注意が必要です。以下ではTikTokLiteを利用する際の注意点を具体的に解説しています。

個人情報の取り扱いには気をつける

TikTokLiteに限った話ではありませんが、自分の身は自分で守る必要があります。

利用規約やプライバシーポリシーに目を通しておくことで、個人情報がどのように扱われるかを把握できます。また、動画へのコメントの際に個人情報を特定できる書き込み(住んでいる場所、地名など)を控えるようにしてみてください。

それ以外にも、必要のないデータ共有を避けたり、定期的にパスワードなどのアカウント情報を更新するなど、セキュリティ対策はしっかりと行いましょう。

ポイントには交換上限がある

TikTokLiteのポイントの交換上限は、1日15,000円までです。

ポイントを貯めすぎると交換しきれない可能性があるため、なるべく15,000円貯まるごとにこまめに交換しておくのがおすすめです。また、ポイントの付与数も1日2,400ポイントまでと決まっています。

自分が今何ポイント持っているのか、日々意識しながらポイ活を行っていくと良いでしょう。

失効したポイントは2度と戻ってこない

知らない人からのDMは返信しない

TikTokLiteにはTikTok同様、DM機能が存在します。稀に知らない人からDMが来る場合がありますが、これには絶対に返信しないようにしましょう。

TikTokLiteには良いユーザーがたくさんいる反面、出会い目的や詐欺目的、心無い誹謗中傷をするユーザーも一定数存在します。自分の身を守って安全にTikTokLiteを使用するためにも、知らない人からのDMは全てスルーすべきだと言えるでしょう。

TikTokLiteに限った話ではないですが、常に危険に晒されているという意識でSNSを利用しましょう。

まとめ

この記事はTikTokLiteについて解説しました。TikTokLiteはポイント制度が怪しいと思われがちですが、しっかりとしたビジネスモデルで成り立っています。また、TikTokLiteを使用する際は、個人情報の漏洩に十分注意した上で、マナーを守って利用するようにしましょう。

  • この記事を書いた人

のんちゃん・ゆいさん

新人ライバーのんちゃん(左) 先輩ライバーゆいさん(右) 2人で運営しているライブ配信ガイドです。ライブ配信で稼ぐことをテーマに、知っておきたいノウハウやおすすめの配信アプリ・ライバー事務所を紹介!!

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