「ライブ配信を始めたいけど、どのアプリがおすすめなのか分からない」「自分に合ったアプリって何だろう」、このような悩みを持って本記事に辿り着いた方も多いのではないでしょうか。配信アプリは種類も機能も様々であり、初めてのアプリ選びだとどれにするか迷いますよね。この記事ではおすすめの配信アプリをランキング形式で紹介しています。是非アプリ選びの参考にしてみてください。
配信アプリとは?
配信アプリとは、配信者であるライバーと視聴者であるリスナーがリアルタイムでのコミュニケーションを楽しむためのアプリです。以下で配信アプリについて詳しく解説します。
ユーザー同士がリアルタイムで会話できるアプリ
配信アプリの大きなメリットとして、ユーザー同士がリアルタイムで会話ができる所にあります。
例えばYouTubeやTikTokなどの動画アプリだと、既にアップロードされているコンテンツを視聴者が見て評価すると言うものに対し、配信アプリでは今リアルタイムで動いている配信者とお話しができます。配信アプリを見に来るリスナーさんは、この「リアルタイム」という部分が魅力に感じているのです。
最近は配信アプリだけでなく、TikTokLIVEやYouTubeLIVEのように動画アプリ内で配信機能を実装する例も増えています。
投げ銭機能により収益化ができる
配信アプリは「投げ銭」と言われる、リスナーさんが配信しているライバーに対してお金をプレゼントできる機能があり、これによってライブ配信を通して収益化ができます。
この投げ銭はライブ配信の一番の魅力とも言えるほど、どの配信アプリにおいても活発であり、中でも日本最大級の配信アプリである「17LIVE」では月に数億円程の投げ銭を行なっているリスナーさんも少なくありません。また、トップのライバーは投げ銭だけで月に数百万円稼ぐ方もいます。
投げ銭機能は、どの配信アプリにも必ずと言って良い程ついている機能です。
2020年のコロナ禍の影響で在宅で出来る仕事として注目を集めたのがライブ配信
将来的には有名人になることも可能
ライブ配信を通じて自分自身の知名度を上げることで、将来的には有名人やインフルエンサーとしての活動ができる可能性もあります。
例えば配信アプリ「ポコチャ」出身の福岡みなみさんは、ポコチャでライバーとして累計1億円を稼いだ後、自身でライブ配信事務所を設立してライバーを育成しています。また、他にもライブ配信で得た自分自身の知名度を活かしてアパレル販売に取り組んだり、YouTubeで活動したりなど、その方向は人それぞれです。
配信アプリのおすすめな選び方
配信アプリは色々な種類のものがあり、特徴も様々です。以下では配信アプリを選ぶ際に重要視すべき部分を紹介しています。
稼ぎやすさで選ぶ
稼ぎやすさで配信アプリを選ぶ場合、以下の点に注目しましょう。
・先月で一番稼いだライバーの収入
・ユーザー数の多さ
・リスナーさんの投げ銭に対する意識
特にリスナーさんの投げ銭に対する意識は収入に直結する部分です。投げ銭は配信を楽しませてもらった対価として投げるものですが、配信を視聴するだけで満足するリスナーさんが一定数いるのも事実です。
なるべく投げ銭に抵抗がないリスナーさんが多くいるアプリを選ぶと良いでしょう。おすすめはTikTokLIVE、17LIVEです。
アプリの治安で選ぶ
アプリの治安の良し悪しで選ぶ場合、以下の点を重視して選びましょう。
・アプリ内ユーザーの自分への対応
・日本人の多さ
・配信枠の団結力
リスナーさんの中には自分色にライバーを染めるような行動を取ってしまう人もいます。その中で、ライバーの目的や目標に対してリスナーさんがどれだけ賛同しているのかという部分、すなわち配信枠の団結力がどれだけ高いかを見ましょう。おすすめアプリはふわっち、ミラティブです。
配信を辞めてしまったライバーの離脱理由で一番多いのが「リスナートラブル」
配信機能で選ぶ
様々な配信手法で配信活動をしていきたい方は、以下の点を重視して選びましょう。
・アプリ内機能が豊富か
・1種類に捉われない配信をしているライバーがどのくらい存在するか
配信内で使える機能はアプリによって様々です。例えばSpoonでは音声配信のみ、ミラティブではアバター配信のみとなっており、色々な配信手法を試すことはできません。様々な機能が存在するおすすめのアプリは、ポコチャ、IRIAMです。
配信アプリのおすすめランキング
ここからは、おすすめの配信アプリをランキング形式で紹介します。各アプリ特有の機能や特徴、向いている人などを解説しますので、是非アプリ選びの参考にしてみてください。
BIGOLIVE(ビゴライブ)
BIGOLIVE(ビゴライブ)はシンガポール発祥の、世界各国に4億人のユーザーがいる、世界最大級の配信アプリです。
グローバルに配信できることが特徴であり、日本人だけではなく世界140ヶ国のユーザーと会話を楽しめるのが特徴です。独自のファンクラブ機能やユーザー同士のチャット機能により、ユーザーとのコミュニケーションが活発に行える他、配信アプリ界隈では最も高い投げ銭の還元率を維持しています。
様々な国の人とコミュニケーションを深めつつ、しっかりお金を稼いでいきたい方におすすめのアプリです。
ビゴライブについては、以下記事で詳しく解説しております。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
Pococha(ポコチャ)
画像引用元:https://www.pococha.com/ja-jp
ポコチャはゲームやプロ野球などを手がける、DeNAが開発した配信アプリです。
専門のチームにより24時間体制でアプリの治安を監視しているため、アプリの治安が良いことや、イベントを勝ち抜くことで広告出演や雑誌出演など、活動の幅が広がりやすいことが特徴です。また、他アプリと比べて有名人や芸能人の参入が少ないため、ライバー未経験の人でも活躍の機会が十分にあるでしょう。
ライブ配信を通じて有名になりたい方におすすめのアプリです。
Pococha(ポコチャ)については、以下記事で詳しく解説しております。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
REALITY(リアリティ)
REALITY(リアリティ)はアバターを用いた配信、所謂Vライバーとして配信ができるライブ配信アプリです。
アバターは通常、専用の機械やソフトを用いて作成する必要がありますが、REALITYではアプリ内で誰でも簡単にアバターを用いた配信ができます。また、ゲーム好きのリスナーさんが多いため、共通の趣味を持ったユーザー同士で盛り上がれることが特徴です。
なるべく顔出し無しで活動したい方におすすめのアプリです。
17LIVE(ワンセブンライブ)
画像引用元:https://jp.17.live
17LIVE(ワンセブンライブ、イチナナ)は、2017年に日本に上陸した、台湾発のライブ配信アプリです。
主にアジア圏を中心に5000万人のユーザーがいますが、その中でも日本人ユーザーは1000万人いると言われており、日本においては国内最大級のアプリです。また、17LIVEは他の配信アプリに比べて「稼ぎやすい」ことが特徴であり、投げ銭に月数億円使うリスナーさんも珍しくありません。とにかく稼ぎたい方におすすめのアプリです。
17LIVEについては、以下記事で詳しく解説しております。ご興味のある方は、ぜひご覧ください。
マシェLIVE
マシェLIVEは、ルックスという観点で厳選された女性ライバーのみが在籍している配信アプリです。
一定の審査を通過した女性しかライバーになることができませんが、その分ライバーのルックスは一級です。また、マシェLIVEには1on1でリスナーさんと会話ができる機能が存在し、他の配信アプリと比べてもライバーとリスナーさんの距離が近いのが特徴です。
自分のルックスに自信がある人におすすめのアプリです。
IRIAM(イリアム)
画像引用元:https://www.live.iriam.com
IRIAM(イリアム)は、REALITYと同じくVライバーとしての配信に特化したアプリです。
IRIAMではモーションライブ方式と言われる、独自の配信方法を用いています。通常ライブ配信アプリでは配信をする側も見る側も多くのデータ通信を消費しますが、モーションライブ方式により配信のデータ通信量が軽減され、ストレスなく配信/視聴ができるのです。また、Vライバーとしての配信に特化しているため、顔出し無しでの配信が可能です。
声だけで活動したい方におすすめのアプリです。
Spoon(スプーン)
画像引用元:https://www.spooncast.net/jp/live
Spoon(スプーン)は声だけの配信に特化したアプリです。
通常の音声配信に加え、音楽、トーク、朗読、DJなど幅広い配信手法が存在することが特徴です。音声のみの配信となるため、作業中のBGMや通勤中に利用する人が多く、音声配信アプリでは最大級の規模となっています。
自分の声に自信がある方におすすめのアプリです。
ミコライブ
画像引用元:https://micoworld.jp/
ミコライブは2020年に配信が開始された、グローバルに配信ができるアプリです。
ミコライブでは「ユーザー同士のコミュニケーション」に特化した機能が多く、グループ配信やグループチャットが誰でも気軽に行えるため、ユーザー同士の仲が深まりやすいのが特徴です。また、少ない配信時間で多くの収入がもらえるという仕組みになっているため、他の配信アプリより効率的に稼げるという声も多くみられます。
配信時間の確保に悩んでいる方におすすめのアプリです。
ふわっち
ふわっちは自由度が高い配信アプリです。
通常の配信アプリでは、飲酒しながら、喫煙しながらの配信を禁止しているアプリが多い中、ふわっちでは配信内での飲酒や喫煙はOKとなっています。また、リスナーさんの年齢層が幅広く、過去には40代の男性がふわっちで300万円稼いだことが話題になりました。
自分の個性をしっかりと見て欲しいと考えている方におすすめのアプリです。
Mirrativ(ミラティブ)
画像引用元:https://www.mirrativ.com
Mirrativ(ミラティブ)はスマホゲーム配信に特化した配信アプリです。
スマホ1台で簡単にゲームの実況配信ができ、他の配信者とのコラボ機能もあるため、ゲーム好きのユーザー同士で盛り上がれること間違い無しでしょう。また、Mirrativでは「エモモ」というアバターを用いて配信を行うため、顔出し無しでアバターでの配信を行うことが可能です。
ゲーム好きの人とアットホームな環境で配信を行いたい方にはおすすめのアプリです。
配信アプリで稼ぐ際のポイント
ライブ配信を通じて達成させることのできる目的/目標は様々ありますが、ここでは「稼ぐ」ことに焦点をおいた上で、配信で稼ぐためのポイントをいくつか紹介します。
配信時間を確保する
配信時間と収入は比例するため、稼ぎたい方はとにかく配信時間を確保しましょう。
目安として毎日2時間の配信時間を確保することを推奨しています。朝1時間の夜1時間、夜にまとめて2時間など、自分のライフスケジュールに合わせて調整しましょう。また、配信の開始時間は毎日固定に設定することで、固定のリスナーさんが見に来やすくなります。
まずは時間の確保から始めてみてはいかがでしょうか。
達成させたい目的/目標を明確にする
自分が配信を通してなりたい姿を明確にできていますか?
そもそもリスナーさんは、ライバーを応援したくて配信を見に来たりギフトを投げたりします。そのため、ライブ配信を通じて投げ銭を沢山貰い、稼いでいくためには自分の目的や目標にリスナーさんを巻き込んでいく必要があります。
自分が配信を通して何になりたいのか、それを達成するためにはリスナーさんの力が必要だと逐一訴求しましょう。
リスナーさんは応援したくないライバーには1円も投げ銭をしない
イベントへ積極的に出る
イベントに出ないことには、ライブ配信で稼いでいくのはとても難しいです。
イベント出場時と通常時では、投げられる投げ銭の額が2倍以上異なります。また、毎月多くの投げ銭を行っているリスナーさんはイベント上位のライバーを積極的に見に行く傾向にありますが、イベントに出ないとそのような方に見つけてもらえる確率も極めて低くなってしまうでしょう。
特別な理由がない限り、イベントには必ず出ることをおすすめします。
まとめ
この記事ではおすすめのライブ配信アプリを10つ紹介しました。配信アプリには様々な種類のものがあり、自分がどんな配信をしたいか、将来的にどうなりたいか、で選ぶべきアプリは大きく異なります。
本記事で自分に最適な配信アプリを見つけてくださいね。