「人と話すのが好きだから話し相手バイトをしてみたい」「愚痴聞きバイトと話し相手バイトってどう違うんだろう」、このような悩みを持って本記事に辿り着いた方も多いのではないでしょうか。話し相手バイトには様々な種類があり、職種によって給料ややることも全く異なるのが現状です。この記事では話し相手バイトの種類や、各仕事の平均時給を紹介します。
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話し相手のバイトとは?
話し相手のバイトとは、相手のニーズに合わせてお話を聞いてあげることで、報酬が発生するお仕事を言います。なお、具体的なお仕事の種類は以下に分けられます。
話し相手バイトの種類
- 愚痴聞き系
- お悩み相談系
- 雑談系
「愚痴聞き系」は、仕事や私生活などで発生する愚痴を聞いてあげる仕事です。「お悩み相談系」は相手の悩みを聞いてあげた上で適切な返しをする必要があり、「雑談系」ではある程度のコミュニケーション能力が求められます。
話を聞くバイトの募集状況について
前述したような、話を聞くバイトはあまり募集されていません。
大手クラウドソーシングサービスでは募集されているものの、発注されていないことが多いです。また、大手求人サイトを見てみても、数が少なく競争率が高いのが特徴です。
しかし、人の話を聞くことを事業として行っている会社のサイトでは、ある程度募集はかけられているようです。仕事を探す際、自分がやりたい職種を選んだ上で検索をしてみると良いでしょう。
話し相手バイトの主な職種
話し相手のバイトには様々な職種があり、それぞれどのようなスタイルで人の話を聞けば良いのかが異なります。以下で具体的な職種を解説します。
ライブ配信のライバー
ライバーは主に雑談系の仕事に該当し、平均収入は月20万円程となっています。しかし、初心者ライバーからトップライバーまでの平均収入は、以下のように大きく異なります。
初心者ライバー(配信1ヶ月目〜3ヶ月目) | 月収5万円〜20万円程度 |
中級者ライバー(配信3ヶ月目〜9ヶ月目) | 月収20万円〜100万円程度 |
トップライバー(配信10ヶ月目〜1年目) | 月収100万円程度 |
そもそもライバーとは、ライブ配信アプリ上での活動において、リアルタイムで見に来てくれたリスナーさんとコミュニケーションを取る仕事です。完全にオンラインでの活動になるため、対面で話す必要がないことや、自分の好きな時間に好きなだけ働けるのが特徴です。
また、ライブ配信は雑談をすることがお仕事になるため、特別なスキルを披露したりや面白い話を披露したりする必要がありません。
なお、ライバーの収入形態は、リスナーさんから配信中に投げられる「投げ銭」による成果報酬になります。お仕事を掛け持ちでもっと稼ぎたい方や、幅広い人々とお話をしてみたい方におすすめのお仕事です。
スマホ1台さえあれば、その日から始めることができる
心理カウンセラー
心理カウンセラーは主にお悩み相談系の仕事に該当し、アルバイトの場合の平均時給は1,000円程度となっています。
そもそも心理カウンセラーとは、悩みや不安を抱えている方に対して相談に乗ってあげる仕事です。心理学の知識を活用するため、ある程度のスキルセットが必要である他、高い傾聴力と共感力が求められます。
また、働くには資格が必要な場合もあるため、初心者がいきなり心理カウンセラーとしてお仕事を受けるのは難しいと言えるでしょう。
なお、心理カウンセラーは働く環境で収入が大きく変わるようです。例えば派遣社員の場合だと時給は1,300円程度、正社員であれば月収22万円程度が相場のようです。
占い師
占い師は主にお悩み相談系の仕事に該当し、平均収入は月3〜5万円程度となっています。
占いを職業とし、命術や相術・霊術などを用いてアドバイスを行うのが主な仕事内容です。現在では露店での占いの他に、電話やメール、オンラインでの占いサービスも存在し、1つのビジネスとして成り立っているようです。
しかし、占い師も心理カウンセラー同様特別なスキルが必要になるため、初心者が働くのは難しいと言えるでしょう。
なお、占い師はお仕事の仕方によって収入が大きく変わるようです。例えば独立して事業としてやる場合は月30万円程度、正社員で行う場合は月25〜30万円程度が相場のようです。
やり方や方法によって大きく収入が変わる
話し相手バイトを女性が行うメリット
話し相手のバイトを女性が行うことで、安心感を与えることができます。他にも柔軟に働けることや元手が不要なことなど、働く上でのメリットも数多く存在します。以下で詳しく解説します。
自分のペースで働ける(副業がしやすい)
話し相手バイトは自分で働く時間を決められるものが多いです。
そのため、自分のペースで働くことができます。学生や主婦、OLといった他の職業を行っている方でも、無理なく働くことが可能なのです。また、仕事の予定を柔軟に変更しやすいため、自分のペースでお仕事を継続することもできるでしょう。
もちろん、シフト制や固定時間で仕事をすることも可能です。
在宅で仕事ができる
話し相手のバイトは在宅で仕事ができるのも魅力でしょう。
話し相手のバイトは様々な方法で人の話を聞きますが、そのほとんどが在宅でできる仕事となっています。例えば電話での相談もあれば、LINEやメール、もちろん対面などの方法が存在するため、自分がやりやすい/したい方法でお仕事ができるのです。
自分の個性を出せる
話し相手のバイトでは、自分の個性を活かすことも可能です。
対人関係である以上、人にはそれぞれの性格があります。そこで、自分なりの話の聞き方、受け答えの仕方などの部分で、自分の個性を最大限に発揮することができるのです。また、その個性が気に入ってもらえることで、再度お仕事を受注できる可能性も高まるでしょう。
「この人なら」と思ってもらえるような状態を作るのが理想
初期費用0円で始められる仕事が多い
話し相手のバイトは初期費用がかからないものが多いです。
特性上「話す」ことが仕事になるため、資本は自分になることから、初期費用がかからないのです。また、実際に仕事を行う際は電話やメール、LINEや対面になるため、業務の遂行時においてもお金はかからないことが多いのです。
人気が出れば価格を高く設定できる
人気の相談者になれば、相談費用(報酬)を高く設定することも可能です。
人気になればなるほど、相談の質が上がってくることが多いため、自分もそれに対応できなくてはなりません。また、人気が出れば相談の件数も増えてくるため、その分責任も大きくなります。
基本的に、価格交渉はお仕事の発注元の会社に行います。
話し相手バイトを女性が行うデメリット
話し相手バイトのデメリットとしては、稼ぎにくいことと専門スキルが必要な仕事が多いことが挙げられます。以下で詳しく解説します。
相手の気持ちに配慮した傾聴力が必要
相手のニーズに沿った傾聴力が必要です。
話し相手バイトでは、相手の気持ちに配慮して話を聞いてあげる必要があります。そのため、ただアドバイスを行っていれば良いという訳ではなく、相手が求めている回答は何か、自分がどういう態度で接するべきかを常に考えていなくてはなりません。
相手の気持ちを用心深く観察する姿勢は必要不可欠です。
バイトの種類によっては大きく稼ぐことは難しい
バイトの種類にもよりますが、話し相手のバイトで大きく稼ぐことは少し難しいでしょう。
なぜなら、話し相手のバイトは時給/報酬相場がある程度決まっていることが挙げられます。仮に相談者が増えてきて報酬アップができたとしても、収入が大きく変わることはやや非現実的です。
また、話し相手のバイトは基本的に単発形式なものが多いため、収入も不安定になりやすいです。
専門分野がないと相談をもらいにくい
自分の専門分野がないと、お仕事をもらいにくいでしょう。
前述した通り、雑談系のお仕事は現在あまり募集がかけられていません。反対に、現在募集がかけられているものは、占い師や心理カウンセラーなど、専門分野が必要な仕事が多いのです。そのため、お仕事をもらうには専門分野があった方が有利だと言えます。
ただ話を聞くだけ、というバイトは少ないのが現状
話し相手のバイトをしたい女性はライブ配信がおすすめ
ここまで記事を読んで、「自分には特別な専門分野がないけど話し相手バイトをしたい」「話し相手バイトでしっかり稼ぎたい」、と思った方も多いのではないでしょうか。
そのような方におすすめしたいのが「ライブ配信」です。ライブ配信は雑談系のバイトになるため、特別なスキルや専門分野が必要ありません。また、配信中にリスナーさんから投げられる「投げ銭」により、大きく稼ぐことも十分に可能です。(トップライバーの平均月収は100万円程度)
しかし、誰でも簡単に大きくお金を稼ぐことはできません。しっかりと収入に繋げていくのであれば、ライバー事務所に所属して配信のマネジメントを受けるのが一番の近道です。
必要なのは雑談のスキルのみ
ライブ配信で行うことは「雑談」です。
そもそもライブ配信には、リアルタイムでのコミュニケーションを行いたいリスナーさんが集まってきます。ライバー(配信者)は、リスナーさんからきたコメントに反応し、また質問、というように会話のキャッチボールを繰り返します。
このことから、ライブ配信は人と話せさえできれば、誰でも始めることができるのです。
雑談になるため、完全な聞き役に回らなくても良い
配信初期から人が集まりやすい
ライブ配信は、配信初期からある程度人が集まる仕組みになっています。
「人が来なかったらどうしよう」と考える方もいるかもしれませんが、これは人が来ないということを回避するよう、ライブ配信アプリでの仕様になっています。例えば、2025年5月現在で最も伸びているライブ配信アプリ「TikTokLIVE」では、配信アプリ内の「新人」カテゴリにて一番目立つ部分に表示されます。
このように、ライブ配信アプリにはライバー想いの様々な機能が搭載されているのです。
人気が出れば大きく稼げる
ライバーは、人気になればなるほど大きく稼げます。
参考までに、アプリ内でトップクラスのライバーの平均月収は約100万円です。これは、人気が出るにつれて見に来るリスナーさんも多くなり、その分投げ銭が増えることが関係しています。
また、人気が出れば、企業のPR案件やキャスティング案件を受注できたりと、ライブ配信アプリのみに捉われない別軸の収入を作ることも可能です。
稀に数億円を稼ぐライバーもいる
完全在宅で働ける
ライバーは完全在宅で働けます。
これはライブ配信が完全なオンライン空間で行われることが関係しています。そのため、ほとんどのライバーは、自宅の中に配信スペースを作り込んだ上で、自宅で配信を行っています。
しかし、自宅バレや住所バレのリスクは一定数あるため、なるべく家の間取りが分からないよう作り込むのがベストです。
無料で配信のサポートを受けれる
ライバー事務所に所属することで、無料で配信のサポートを受けることができます。
そもそもライバー事務所とは、ライバーの活動を支援するための芸能事務所のような立ち位置の会社を言い、所属しているライバーに対してマネジメントやサポートなどを行っています。
配信を始めるライバーのほとんどがライバー事務所に所属しますが、それによって無料で配信のサポートを受けることができる=伸びやすくなるのです。
ライブ配信で本気で伸びるにはライバー事務所に所属しよう
話し相手バイトで一番稼げるのはライブ配信です。しかし、ライブ配信はアプリによって様々な機能や仕組みがある他、配信上でのノリや暗黙の了解なども存在するため、最初から1人でやろうとしても上手くいかないケースが多いです。
そこでおすすめしたいのが、ライバー事務所への所属です。ライバー事務所とは、ライブ配信で伸びるためのマネジメントやノウハウの踏襲、各種税務サポートなどの、ライバーの活動を支援する事務所です。現在伸びているライバーは90%以上がライバー事務所に所属して配信を行っているため、伸びるには所属が必須と言えるでしょう。なお、所属費は完全無料の事務所が多いです。
ライバー事務所を選ぶ際は、主に「実績」「所属者数」「独自サポート制度の有無」で選ぶと良いでしょう。本メディアがおすすめするライバー事務所は「ReStart」です。
まとめ
この記事では女性の話し相手バイトについて解説しました。話し相手バイトは募集数が少ない他、専門スキルが必要な仕事が主になるため、初心者は始めるハードルが高いと言えるでしょう。そんな時は、未経験からでもサポート付きで始めることのできる、ライブ配信を検討してみてはいかがでしょうか。