「ライバー事務所の代理店として起業したいけど儲かるか不安」「なるべくリスクを抑えて独立したい」、このような悩みを持って本記事に辿り着いた方も多いのではないでしょうか。実はライバー事務所の代理店は儲かりやすい他、初期費用0円で始められる事務所が多いため、初心者の方でも始めやすいのが特徴です。この記事ではライバー事務所の代理店が儲かる理由や開業するメリットを解説します。
ライバー事務所の代理店とは?

ライバー事務所の代理店とは、ライバーのスカウト・募集やマネジメント/サポートを行なったりする、ライバー事務所と提携して運営されているパートナーのことを指します。
提携先のライバー事務所のライバー集めやマネジメント/サポート代行することで、一定の報酬がもらえる代理店ビジネスになっています。知名度の高いライバー事務所のブランドを借りれるため、高い集客効果が見込めます。
2025年現在では多くの大手ライバー事務所が代理店を募集しており、参入障壁が低く、儲かりやすいのが特徴です。
ライバー事務所の代理店の収益構造とは?
ライバー事務所の代理店の収益構造は、一般的に2つの要素から構成されます。
1つ目がライバーの獲得に応じた報酬です。これは営業活動によって集めたライバー候補者の数によって、歩合で報酬がもらえるシステムになります。ライバー事務所では効率的にライバーを獲得すべく、Instagram運用や商談のコツなどをサポートしてくれるでしょう。
2つ目がライバーの成果に応じた報酬です。これは配信を始めたライバーが上げた収益に応じて歩合で報酬がもらえます。ここで初めて売上が立つため、ライバー事務所ではライバーを伸ばすコツや伸びるための戦略などのマネジメントノウハウを教えてくれるでしょう。
ライバー事務所の代理店収益は、成果に応じた歩合報酬がストックで入ってくる
ライバー事務所の代理店に向いている人

ライバー事務所の代理店開業に向いている人は、コミュニケーション力が高く業界のことをある程度知っている人です。以下で詳しく解説します。
現役ライバー
現役ライバーの人は、自分が独自に得たノウハウを提供できるといったメリットがあります。
そもそもライバーとして伸びるには、誰かが時間をかけて得たノウハウや知識を教えてもらうのが手っ取り早いため、ライバー経験者はまだ誰も知らない独自のノウハウを提供できるということが強みとなります。また、ライバーが事務所を設立することで、かつて配信を見に来てくれていたリスナーさんが、ライバーに興味を持つことも珍しくありません。
現役ライバーで、ライバーのサポートに興味がある方は検討してみてはいかがでしょうか。
エンタメ業界の企業・アイドル事務所
エンタメ業界の企業やアイドル事務所も、ライバー事務所の代理店開業に向いています。
インフルエンサー/芸能人とライバーは売り出し方が全く異なりますが、エンタメ業界で得た知見を落とし込むことで、二つとないマネジメントノウハウを確立できるでしょう。また、前職で得た人脈を使うことにより、ライバーを活用した様々な事業展開ができる可能性もあります。
営業経験者
営業経験者はライバー事務所の代理店にぴったりです。
その理由として、ライバー事務所の業務はかなり営業に近いためです。例えばライバーに事務所に所属してもらう際は、事務所のサポート体制や強みなどを上手く説明し、ライバーを説得させる必要があります。マネジメントにおいても、モチベーションの向上や分かりやすくノウハウを教えるという部分でトーク力が求められます。
代理店と営業は切っても切り離せない関係であるため、営業畑で経験を積んだ人は確実に向いています。
ライバー事務所の業務は9割型営業と言っても過言ではない
ライバー事務所の代理店に参入するメリット

代理店参入のメリットは、リスクが少ないことです。小規模であれば1人でも十分に開業でき、事務所によっては初期費用も抑えることが可能であるため、ローリスクなビジネスだと言えるでしょう。
設立する際のリスクが少ない
ライバー事務所の代理店開業が0円でできる事務所が多いです。
初期投資が無料になるため、仮に失敗したとしても大きな借金を背負うことはありません。また、代理店はライバーの契約数や実績に応じた成果報酬での収益になることが多く、ライバーが出した成果に応じて収益が入ってくるストック型ビジネスでもあります。
つまり、代理店は「ローリスクハイリターン」なビジネスなのです。
各種サポートを受けれる
ライバー事務所の代理店になることで、取引先の事務所から様々なサポートを受けることができます。
例えばライバーを伸ばすためのノウハウ、新規ライバーの獲得方法、事務所の独自イベントの運営ルールなど、収益を上げるための様々なサポートが無料で受けれるケースがほとんどです。代理店が生み出した収益の数%を支払うという仕組み上、売上を上げるためのサポートをしっかりと行なってくれることでしょう。
1人でも設立できる
現役ライバーであれば、代理店は1人でも設立できます。
ライバーのマネジメントは、基本的に1人のライバーにつき1人のマネージャーがつく形になるため、どのライバー事務所でもマネージャーに対してライブ配信知識やマネジメントなどの研修を行なっています。そのため、ライバーサポートに関しては契約する事務所からの研修を受けれることがほとんどです。結果的に1人でも設立はでき、それがライバーであれば尚良いのです。
しかし、事務所によってどこまでサポートしてもらえるかは変わるため、不安な方は研修制度についてしっかりと確認しておきましょう。このことから、ライバー業界初心者でも売上を作れる仕組みが整っていると言えます。
ライバー事務所の代理店に参入するデメリット
一見良いことづくめのライバー事務所の代理店ですが、実は参入するデメリットもいくつか存在します。以下で詳しく解説します。
事務所によって提携しているアプリが違う
ライバー事務所によって、提携しているアプリが違います。
大手ライブ配信アプリを中心に、幅広くアプリを取り扱っている事務所もあれば、特定のアプリに特化した事務所もあります。そのため、仮にライバーが配信したいアプリを指定してきても、取引している事務所によってはサポートをお断りせざるを得ない状況になることもあり得ます。
なるべく幅広いライブ配信アプリと取引をしている事務所を選ぶと良いでしょう。
事務所によって受け取れる報酬が異なる
代理店の場合、契約する事務所によって受け取れる報酬が異なります。
代理店ビジネスの仕組み上、発生した売上の数%をロイヤリティとして取引先のライバー事務所に支払わなければいけません。こうして発生した「ライバーサポート料」は、事務所側で代理点にいくら還元するか決定できるため、結果的に、事務所によって受け取れる報酬が大きく変わってしまいます。
これはライバー事務所だけでなく、代理店ビジネスの基礎なので覚えておきましょう。
還元率は必ず確認しておこう
アプリの動向に左右される
アプリの動向によって経営状況が左右されるのも珍しくありません。
ライバー事務所の売上はアプリからもらえる収益に依存します。また、ライブ配信アプリの市場規模が落ちることで、所属しているライバーの売上が下がり、結果的に事務所自体の売上も下がってしまいます。
アプリの動向は日頃から追っておき、リスクヘッジ対策を考えておくようにしましょう。
ライバー事務所の代理店の立ち上げ方
ライバー事務所の立ち上げを行う場合は、代理店になりたいライバー事務所に問い合わせる所から始まります。以下で代理店立ち上げまでの流れを解説します。
立ち上げまでの流れ
まずは代理店として取引をしたいライバー事務所に問い合わせを送りましょう。
基本的にその事務所のホームページからお問い合わせをお送りする形になりますが、一部電話での問い合わせで代理店を受け付けている事務所もあるようです。その後は各事務所別のフローに沿って契約を行なっていきます。
代理店契約までのフローは、一般的には担当者と面談を行なった後、契約書の締結を得て契約(代理店として正式に認められる)という流れになるようです。
立ち上げ時にかかる費用
代理店立ち上げ時にかかる費用はピンキリです。
初期費用0円で受付ている事務所もあれば、10万円程度の初期費用がかかる事務所もあります。また、ライバー事務所の代理店を、個人で行うのか法人化して行うのかによっても金額は異なり、法人化する場合は会社の登記費用で+30万円程度はかかるでしょう。
初期費用を抑えたいのであれば、なるべく無料で参入できる事務所と契約するのをおすすめします。
代理店契約をするライバー事務所の選び方
ここまでライバー事務所の代理店について解説しましたが、契約時にどのような部分を見れば良いのでしょうか。以下で契約する事務所の選び方を解説します。
実績が豊富であるか
契約したいライバー事務所の実績は必ず見ておきましょう。
会社の看板を背負うことになるため、その事務所の実績が高ければ高いほど、収益化のハードルは低くなるでしょう。この際、所属ライバーのイベントでの順位や所属者数、ライブ配信以外の活動内容と言った部分が実績になります。
実績はホームページで簡単に閲覧できます。
事務所の実績は代理店の成果にも大きく関わる
還元率は高いか
還元率は自社の収益に大きく影響する部分です。
代理店としてやるべき業務に対する還元率は必ず見ておきましょう。同じ業務でも、還元率が高ければ高いほど収益は大きくなります。反対に、還元率が低い事務所は、同じ業務でももらえる金額が全く違う、なんてことも起きうります。
還元率に関しては公に公開されていないことが多いため、問い合わせ時に確認しておくと良いでしょう。
担当者の人柄は良いか
担当者の人柄も併せて見ておきましょう。
代理店契約をすると、その後は基本的に担当者とやり取りを行うことになります。一緒にお仕事をする関係になるため、人柄が良い人の方が円滑に業務ができますよね。
業務上の不明点について、都度質問できる環境を整えておくことが、成功の近道です。
代理店を募集しているおすすめライバー事務所
最後は代理店を募集しているおすすめのライバー事務所を紹介します。特徴をしっかりと確認し、自社に合った事務所に問い合わせを行いましょう。
ReStart
ReStart(リスタート)は2025年4月時点で約5,000名の所属者を抱える、業界最大手のライバー事務所です。
ReStartは、2021年に17LIVEにおいて「Official Business Partner(GOLD)」という、ライバー事務所の中で最上位のランクを取得した実績があります。また、最近では日本で一番流行っているTikTokLIVEと直接エージェンシー契約を結んでおり、大きな実績をあげています。
主にTikTokLIVEで勢いを増している事務所であるため、伸びているアプリに参入したい方はおすすめの事務所です。
LIVER JAPAN
LIVER JAPAN(ライバージャパン)は、2025年4月時点で約10,000名の所属者を抱える、大手のライバー事務所です。
LIVER JAPANでは、代理店を紹介した方に永続的に報酬をお支払いする「紹介プラン」が存在する他、初期費用無料、サポートの種類も充実しているという点が魅力的です。また、還元率が圧倒的に高いという記載もあり、効率的に収益化ができるでしょう。
お問い合わせは公式LINEから行う形になります。
ONECARAT
ONECARAT(ワンカラット)は、トップYouTuberのラファエルさんが顧問を務めるライバー事務所です。
ONECARATでは法人の参入に加え、フリーランスとして個人で参入する方も多く、取引している代理店は約600にも及びます。取引時の審査は多少厳しいとの声はあるものの、サポート体制には良い評判が数多く見られます。
お問い合わせは公式LINEから行いましょう。
ライバー事務所の代理店にはReStartとの契約がおすすめ
本記事ではライバー事務所の代理店について紹介しましたが、代理店に最もおすすめの事務所はReStartです。
ReStartでは日本で3社しか選ばれない17LIVEのパートナーに選ばれた経験や、日本で数社しか取引がないTikTokLIVEとの直取引を実現しています。また、所属ライバーの実績も申し分なく、事務所独自のシステムが圧倒的に豊富なのです。
代理店ビジネスは背負う看板の大きさによって命運が決まります。業界最大手の看板を背負えるReStartが、代理店開業に最も最適だと言えます。