17(イチナナ)Liveでは毎日毎日新たなライバーが増え、今では数えきれないほどのライバーが活動しています。
ライバーとして活動をしていくうえで一番知っておくべき大事なもの、「リスナーの心理」について解説していきます。
目次
■リスナーあってのライバー
ライブ配信に興味があって実際始めてみたのはいいが、「フォロワーが増えない」、「ギフトが伸びない」、「イベントに出ても順位が…」といった悩みを抱えているライバーも多くいます。
ライバーは17(イチナナ)Liveで収入をどれだけ得られているかが毎日リアルタイムで把握できるからこそ、色々な焦りやプレッシャーもあるでしょう。
そんな時は今一度考えてみてください。
ライバーとして活動していくうえで一番大事なものはリスナーです。
ライバーはいつも見てくれているリスナーがいるからこそ、ギフトを贈ってくれるリスナーがいるからこそライブ配信を続けていくことができます。
どんな需要があってそれに対してどんな供給をしていくべきなのか?
まずはリスナーの心理を理解するところから始めてみましょう!
■特別なスキルは必要ない!
特に楽器を弾けるわけでも、歌が上手いわけでも、話が面白いわけでもない、美男美女でもない…、だから売れないんだ…。そんな風に思っている人も少なくないのではないでしょうか?
ただ安心してください!断言することができます。
17(イチナナ)Liveで配信するのに特別なスキルは必要ありません!!!
面白い話は某有名芸人のすべらない話のDVDを借りてきて観ればいい、面白いコンテンツや自分の趣味に特化したものを見るなら無料でYoutubeを視聴すればいい、音楽を聴きたければライブハウスに行けばよく、きれいな人を見るのであれば写真集を見れば事足りるのです。
対人コミュニケーションが希薄な現代社会において、リアルタイムでコミュニケーションを取ることができ、楽しむことができるのがライブ配信の最大の魅力です。
リスナーはそのコミュニケーションを取っている時間が楽しいのです。
そのリスナー心理を理解せず、自分発信をし過ぎていると、相手にされていないリスナーはどんどん離れていってしまいます。
まず一番にその部分を理解しましょう。
■上手にコミュニケーションを取るためには?
では上手にコミュニケーションを取るためにはどうすればいいのでしょうか?
①リスナーの名前を呼ぶ
現代社会では、誰かに名前を呼ばれるということ、1対1のコミュニケーションの機会はなかなか得難いものです。
ここで重要なのが「名前を呼ぶこと」です。
名前を呼ぶことで「社交的」「もう一度会ってみたい」という印象を残すことができます。
また、心理学的な話をすると、名前を呼ぶことで自分に好意を抱いてくれていると脳が錯覚し、相手が好意を寄せているなら自分も心を開かないと、という「好意の返報性の心理」が働きます。
さらには医学的な話をすると、名前を呼ぶことで幸せホルモンの「オキシトシン」が分泌されて、幸せな気分になったり脳・心が癒されストレスが緩和したりします。
また親密な人間関係を結ぼうという気持ちが高まったりもします。
名前を呼ぶことでコミュニケーションを円滑にすることができるのです!
※名前の呼びすぎに注意※
会話中に名前を呼ぶペースが早過ぎると、馴れ馴れしい、嘘っぽいといったネガティブな印象を与えかねません。
☆名前を呼ぶことで最大限効果を発揮するタイミング
心理学的な話になりますが、最初と最後に示された特徴は記憶に残りやすく、後の判断に大きな影響を与えるという効果があります。
なので出会い頭と別れ際の印象が良いとその後の評価が勝手に上がります。
なので、最初と最後に必ず名前を呼んで挨拶をしましょう。
②リスナーに興味を持つ
これも興味をもってもらうとその相手に興味がわいてくるという心理学の返報性の心理の話になります。
自分と相手が楽しむため、仲良くなるためにリスナーにとにかく興味を持つようにしましょう。
そのためには、まずはリスナーのプロフィールを開く癖をつけましょう。
プロフィールから少しでも自分との違いや共通点、またリスナーの趣向を察知して質問を出来る癖をつけていきましょう。
③リスナーに質問をする
リスナーに興味をもっていくと、そのリスナーに色々な質問をしていくとは思いますが、ただただ質問しているだけでは良くありません。
・オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョン
オープン・クエスチョンとは、相手が答える範囲が広く、自由に答えてもらうような質問の仕方です。
例)好きな食べ物は?どんな女性がタイプ?など
クローズド・クエスチョンとは「はい、いいえ」の2択や、「AとBとC」の3択など、相手が答える範囲が狭く、限定した質問の仕方です。
例)今日は仕事終わりですか?今日はお休みですか?唐揚げはレモンをかける派ですか?など
リスナーは、初めて顔を出した配信枠でコメントをするのは結構な勇気が必要なものです。
そうなった際に、ライバーがオープン・クエスチョンで質問をしてしまうと、リスナーはどう会話を進めていけばいいか分からずに、答えづらく気まずい雰囲気になってしまう可能性があります。
まずは、クローズド・クエスチョンで相手の興味や関心を探って会話のきっかけをつかんでいきましょう。
きっかけがつかめたあとには、オープン・クエスチョンで会話の幅を広げていくようにしましょう。
それでもこのような質問の仕方はよくありません。
例)
好きな食べ物は?→カレーだよ
今日は仕事終わり?→そうだよ
どこに住んでるの?→東京だよ
色々な質問をしているつもりでも、これはただただ質問をしているだけで、答えに関して完全に無視してしまっています。
そうではなく、どんどん1つの話題に対して掘り下げる努力をしましょう。
例えば
好きな食べ物は?→カレーだよ
カレーかぁ!私はチキンカレーが好きかな!〇〇さんはチキンとビーフどっち派?→ビーフかな
ビーフかぁ!外で食べるときとかトッピングとかする??私はホウレンソウとスクランブルエッグトッピングしちゃうなぁ!〇〇さんは?→チーズととんかつが好きかなぁ!
このように相手の答えをスルーしないように、自分が興味ある方向にどんどん質問していけばいいのです。
- 名前を呼んで挨拶
- プロフィールを開いて興味を持って質問をする
- コメントは早く読む
- テンポよく会話を掘り下げる
- 他のリスナーにも同様の質問をして巻き込む
この順番で進めていけばまず間違いなく円滑にコミュニケーションを取る事ができます。
以上で、初心者ライバーからの卒業編②、ライブ配信でコミュニケーションを上手に取る上でのリスナー心理の解説は以上になります。
沢山のリスナーと楽しく盛り上がれる配信枠を作り上げていきましょう!